性能のバランスの良さが、安心・安全・快適な住まいを実現
<省エネ性能> HEAT20 G2レベル
Q値(熱損失係数) 1.40w/㎡・k
UA値(外皮平均熱貫流率)0.34w/㎡・k
C値(隙間相当面積)0.64㎠/㎡
<耐震性能>
耐震等級3
パッシブデザインにおける4つのデザイン
1断熱…断熱性能を高めることは建物全体の保温性のを向上させ、様々なメリットを与えてくれます。このメリットはとても大きく、逆に一定の断熱性能が確保されないときのデメリットがとても大きいため、建物に一定以上の断熱性能を組み込むことがPassive-Design Houseのベースをつくることになります。
■ 断熱性能や保温性能を表す指標
建物全体の断熱性能の指標として「UA値」が、また断熱性能補含んだ保温性能の指標として「Q値」があり、実際にその建物がどの程度の断熱性能をもっているのかを知るには、こうした指標をみることが確実です。以下に地域ごとの基準値(上限値)を示します。
新潟市の地域区分は5地域です。UA値の上限は0.87、Q値の上限は2.7です。「優しい家」のUA値は0.34、Q値は1.4です。よって、地域区分1の北海道の上限より優れているということがわかります。
2日射遮蔽…夏の暑い日差しを室内に入れないための日射遮蔽は、夏季における快適と省エネを実現させるための基本中の基本です。最近になって断熱性能はかなり注目されるようになってきましたg、日射遮蔽性能についてはまだ理解や工夫が足りないように思います。とくに「断熱性能(保温性能)を高めていくと、夏の室内が少しずつ暑くなっていく」という現象が起きるのですが、この問題を気象するにはニッシャ遮蔽のデザインをしっかり考えることが何より重要です。
■ 窓まわりの日射遮蔽
平均的な性能の建物でレースカーテンを引く程度の日除けをしている状況では、夏に室内に入っている日射熱のうち70%程度が「窓から」になっています。したがって、この対策を考えないと確実な日射遮蔽はできません。ポイントは「庇や軒を考える」「窓の外側に日除け装置を設ける)というところです。またこうしたものは外観のデザインを決めることにもなるので、設計段階でしっかりと検討します。
3通風…レベルの高い通風のデザインを進めていくときのワードとして挙げられるのが「卓越風向」「立体通風」「高窓」「ウインドキャッチャー」です。建物の中での風の流れを予測しながら窓の配置や大きさを考えることを基本に、こうしたキーワードを建物に組み込むことがポイントになります。
通風のデザインに参考となり、各地における卓越風向のデータ。(新潟版)
モデルハウスのロフト 北側に窓を設け「立体通風」により、風通し良好。
4昼光利用…昼光利用のデザインを目指すのは、昼間に人工照明をつけなくても過ごせるようにすることであり、また自然光による快適な明るさを実現させることです。このときの基本は「昼間に長く過ごす部屋には2面に窓を設ける」「それ以外の部屋には少なくとも1面に窓を設ける」ということなのですが、ほかにも様々な‘‘技”があります。
設計段階での日当たりシミュレーションは、自然光で明るい家を実現する裏付けとなります
敷地面積 | 133.04平米/40.24坪 |
---|---|
延床面積 | 105.84平米/32.01坪 |
1F床面積 | 47.80平米/14.48坪 |
2F床面積 | 57.96平米/17.53坪 |
間取り | 2LDK~3LDK |
規模 | 2階建(小屋裏ロフトあり) |
構造 | 耐震構法SE構法 耐震等級3 |
分類 | 長期優良住宅 (Ua値0.34w/㎡k Q値1.40w/㎡k) |
建築場所 | 新潟市中央区関南町10-7-1 |
YOSHIKAWA STYLEが大切にしていることや、パッシブデザインの家づくりがわかるパンフレットです。
また家づくりを始めたばかりの方、家づくりのアイデアが欲しい方、YOSHIKAWA STYLEの家づくりに興味をお持ちの方は、ぜひ資料をご請求ください。